情熱を感じられない理由

情熱を感じられないのは

情熱と間違えやすく、似ているようでまったく違うもの。それは自分を駆り立てることです。

情熱を感じられなくなっているときに、自分の中に何が起きているのかというと、自分を駆り立てることで疲れきってしまっているんです。

じゃあどうして自分を駆り立てるのかというと、自分自身と競争している。どういうことかというと、こうでありたい理想の自分と今の自分を比較して、自分にプレッシャーをかけているんです。

競争する相手が目の前の誰かであれば、お互いに高めあうライバルになれます。

困ったことに、理想の自分と競争しても、相手がはっきりしない。これでは勝ち目はありません。

こうやって書くと、なんともすっごくおかしなことを、情熱と間違えてしまうんですね。

理想の自分になったらもっと自由で、もっと幸せを体験できるはずって、ずいぶん前に思い描いたんですね。時間の経過と共に、理想の自分になることが目的になってしまっている。

いつの間にか、理想の自分と比較して不自由さを感じ、幸せを体験しにくくなっている。

目的と手段を間違えてしまうのです。

理想の自分と競争すると情熱的にはなれなません。

そして競争していると天命を生きることが出来ません。

本当に何が欲しいのか、いつも自分に聞いていないと、私たちは本当には欲しくないもののために自分を駆り立てて、そして疲れ果ててしまうんです。

情熱を取り戻しましょう。