節分は冬と春の分け目。

 

節分は季節の分け目。

節分までは冬、明けて翌日は春です。

2021年の節分は2月2日。旧暦では、正月は2月4日の立春の頃でした。

正月を迎える前の、大晦日が節分です。

 

節分の豆まきは、冬の寒気や病気など邪気の象徴としての鬼を、家の外に追い払います。

魔マを滅メする マメ

匂いで追い払う イワシ

追い払う冬の象徴として柊 ヒイラギ

身近にある武器 当たり棒 スリコギ

 

呼び込む福は、幸福、吉運。祖先や見えない存在への感謝と願い。

大きな吉(柑橘) 晩白柚 鬼柚子

春の木(椿) 梅

 

目に見えないものを、見えるカタチにして、行いをする。

不安や恐れ、願いや感謝。心の中にある見えないものを、言葉にする代わりにモノで表す。

 

神聖な存在を感じる力が、日本の昔の人たちよりも、充分にいかせていなんじゃないかしら。

そう感じることが多くなりました。

手を動かすことで、眠っていた記憶が思い出せるかもしれない。

わずかに期待しながら、しつらえます。