50代おしゃれでかっこいい女性を目指すなら姿勢を整える

かっこいいなあ素敵だなあと思う人生の先輩たちには共通点があります。

それは姿勢が良く凛としていることです。姿勢は生きる態度、生き方の姿勢でもあります。

先輩たちが長い年月をかけて築いてきた知性や品格を急に自分のものにすることはできません。しかし、もしも少しでもそれに近づきたいと思うなら、姿勢のよさをまねしてみるのはいかがでしょう。

姿勢は生まれつきではありません。意識すれば整えることができます。

1.姿勢はコミュニケーション

コミュニケーションには言語によるコミュニケーションと言語以外のノンバーバルコミュニケーションがあります。

しぐさや表情などのボディランゲージが、意識されていないコミュニケーションとよばれていることはご存知でしょうか。同様に姿勢もコミュニケーションのひとつといえます。

言語、声、表情、しぐさ、姿勢など、およそ自分から発しているものはすべて自己表現であり、同時にコミュニケーションです。

大人ですから、自分が発しているものに無自覚ではいられません。ましてや美しく素敵な女性でいたいのであれば、それをおろそかにしていては、大人の女性としての自覚が足りないといえます。

どんなお稽古でもスポーツでも仕事でも最初に必ず「姿勢を正す」と言われるのは、それがとても大事な基本の作法だからです。

2.姿勢はおしゃれの基本

おしゃれに見えるかどうかは、着こなしのセンスや体形そのものよりも、姿勢の良し悪しにかかっているといっても言い過ぎではありません。

洋服は肩で着ます。猫背や首がすくんでいたり胸が閉じているような姿勢だとそれだけでかっこよく見えないのです。

2-1 50歳からのおしゃれの必須科目

特に50歳を超えると体形が丸みを帯びてきて、全体的に筋肉の張りがなくなってきます。今までとは似合う服が変わってきます。

若いお嬢さんたちが着こなしているサイズ感がルーズなカジュアルな服、あるいは逆に、ストレッチが効いたピッチリした服を着ておしゃれに見えない理由の一つは姿勢が悪いからです。

姿勢が悪いとスタイルが悪く見えるだけではなく、実際に体が歪んでスタイルも悪くなります。

何よりもなんとなく自信なさそうに見えてしまします。

年齢に関係なく好きな服をかっこよく着こなしたいのであれば、まずは堂々とした姿勢を意識しましょう。

2-2 生まれつきじゃない

姿勢の良し悪しがおしゃれに関係するのは年齢に関係ありません。

姿勢がいいだけでおしゃれに見えるとしたらそんないいことはありません。なぜなら姿勢は意識すればよくなるからです。

なぜそこまで断言するかというと、そういう私も子供の頃から姿勢が悪く、同居していた祖母によく背中に竹の物差を入れられました。猫背で歩くときは首を垂れていつも足元ばかり見ていました。今も意識しないと足元ばかり見ています。

姿勢を意識した時から姿勢を整えることが始まります。今更と諦めている場合じゃありません。

自分の姿を鏡に映して見てみましょう。特に横向きで見ると痛いほどよくわかります。

2-3 姿勢のために出来ること

姿勢を整えるために何をしていますか?

そういう私も大人になってからいろんなことをやってみました。

歪み調整のためのカイロプラクティス、整体、ロルフィング等

水泳、太極拳、ヨガ、大人バレエ、ピラティス、ストレッチ、カービーダンス等

どれも健康のためにやったことです。どれが一番効いたのかは分りませんが、今では姿勢が良いといわれることが多くなりました。

健康であることが姿勢を整えることにつながります。健康とは体も心も両方です。

体と心の健康のために何をしていますか?何を始めますか?

2-4 これからの10年20年のために

年齢と共に変化する体形は、どうにもならないことの方が多いかもしれません。でも姿勢は意識すれば改善することが可能です。

別な言い方をすると、意識しないでいると年齢を重ねて筋力が落ちるとますます姿勢は悪くなる一方です。

よくなるためというよりも、これ以上悪くならないためにも姿勢の良さを意識することは大人の女性の必須条件ではないでしょうか。

大丈夫です、今から始めましょう。

3.立ち姿だけじゃない

立ち姿よりも気を抜きやすい座る姿勢も意識しましょう。

電車の中で空いている座席にどさっと座り、スマートフォンを覗いているときに、自分の足がどうなっているのか意識しましょう。たとえパンツスタイルや膝が隠れる丈のスカートだったとしても、膝がぱかっと開いていたり足を投げ出していたりすると、決して美しくは見えません。

これも立ち姿と同じように意識しているかどうかの違いです。

まとめ

大人になって辛いのは、あなたの姿勢やしぐさの悪さに気づいても、大抵の場合は誰も教えてくれないことです。

もしもあなたが電車の中で化粧をする若い女性に対して眉をしかめるなら、まずは自分の表現しているものを意識しましょう。

教える存在ではなく、見習いたい存在になることが、私たち大人の女性の目指すところです。

教えてもらえないから気づいて学ぶのが大人の女性です。

姿勢は学ぶ姿勢です。生きる姿勢です。

忘れないでください。あなたは見られています。

 

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