「とった資格を仕事にするにはどうしたらいいのでしょう?」という相談を受けることがあります。
そういう相談を受けたときに、私が質問することは
「なぜその資格をとったのですか?」
その資格をとろうと思ったとき、なにを考えなにを思ったのか、それを思い出してもらいたくて質問します。
質問の答えははいろいろあるでしょう。
- 今時間的に余裕があるから
- とりあえず資格でも取っておこうかと思って
- 資格習得が趣味
- 資格名が肩書になるとおもった
- 憧れや格好良さ
- 箔を付けるため
- 就職やキャリアアップのため
- 自分でも出来そうだと思った
- 稼げそうだと思った
- その資格の仕事をはじめたいと思った
- 好きなこと・興味のあることだった
- その仕事をするのには必ず必要だから など
資格を取ること自体が目的だった場合と、資格を取って活かすことまで具体的にしている場合では、当然ゴール設定が違うので、資格を取った後にやることと考えることが違ってきますよね。
「とった資格を仕事にするにはどうしたらいいのでしょう?」という相談があるときは、資格を取ることが目的だった可能性がありますね。
資格や職業だけではなく、それを選んだときの動機に、その人の一番濃い思いがあるということを、様々な人の話を聴きながら、経験上わかってくるようになりました。
職業や職種に結びつく資格を選ぶとき、その仕事をする人になりたいという動機もありますよね。
今考えると、私が資格を取ったのも、そういう自分でありたいというセルフイメージが、その資格を取る理由でした。
なぜその資格を取ったのですか?
その資格をとってどんな人になりたいと思ったのでしょう?
その資格があるとどんなことが出来るって思いましたか?