混じる話の続きです。前回の混じる話はこちらから
今日、面白いことがありました。
あるミーティングに、オンラインで参加していました。なにか新しいことをはじめませんかと、呼びかけていただき、集まった人たちとのミーティングです。これからこの集まりをどのように進めていくか、みんなで知恵を出しあおうという時間です。お互いはじめましてからのスタートで、やっていることも、ここで作り出したいことも、それぞれです。
なんとなく話をしているうちに、混ざり出した瞬間がわかったんです。ミックスジュースのように、ミキサーにいろんなフルーツを入れて、スイッチON。ミキサーが回転しはじめて、苺が苺のかたちはなくなり、他のフルーツのなかに混じっていく。ミックスジュースになったフルーツは、姿を消して、それぞれが味と香りとして残っていている。
ひとりひとりの違いはそのままに、個はかたちを変えて混じっていく。混じりながら、ここからなにが生まれるのかワクワクする。今日はそんな体験でした。
なにも決まっていない。計画も、明確な方向性も、具体的な方法もなにもない。
あったのは、「想い」
こんな社会だったらいいよねっていう、やっていることは違うけど、その根底にある共通する「想い」が、ミキサーを回転させた原動力
想いは、ビジョン、理念、愛、なんて言い換えてもいいですね。この社会や世界で、実際に起きていることを、なんとかしたい!変えたい!それも想いです。
もしかしたら、地球も誰かの強い想いで、回転してのしら?なんて、想像しながら、いろんな野菜でスープをつくってみました。
「想い」でいろんな人と混じっていきたいと、回転するミキサーを見つめながら、ひとり誓ったのでした。